■ ぽけっと団信を知ってください。
住宅を購入する際に活用する住宅ローン。
民間金融機関の多くは、団体信用生命保険の加入を借入の条件としています。
これは、住宅ローンの返済途中に死亡・高度障害になった場合に本人に代わって生命保険会社が住宅ローン残高を支払うというものです。
これで万一の場合も安全と思いがちですが、融資実行前については何ら保証がありません。
この空白期間の保証制度として考案したのが「ぽけっと団信」なのです。
私の父は定年を前にし、自宅で税理士事務所を開業するため事務所兼自宅の建築を始めました。
しかし、完成が近いある日、突然の病に倒れ、帰らぬ人となりました。
建築中だったその家は完成しましたが、父親あっての住宅だったので、やむなく売却しました。その時の心の痛みは今も残っています。
銀行からは住宅ローン実行の中止通達が、住宅メーカーからはそれとなくご相談会が。残された遺族の責任で始末するしかない、全ては自己責任であることに気付かされました。
これには2つのリスクがありました。
まず①金融機関からの融資の取り消しに対処するリスクと、②業者に対する住宅代金の支払いのリスクです。
前者は新たに誰かがローンを組むか、現金を用意しなければ解決しません。後者は建築を途中で中断し、更地に戻し所有権を放棄するケースです。
いずれにせよ建築代金の支払の問題は回避できません。普通の商品のように返品が効かないことがネックとなっているからです。
そこで、建築中の資金の不安を移転・分散できる保証制度があればこうした不安を防げると考えました。
団体信用生命保険を使った保証制度の開発を思い立ち、7年かけ建築工事請負期間のための団体信用生命保険が初めて誕生するに至りました。
略称「ぽけっと団信」は国内大手生命保険会社を引受保険会社として、当社と団体保険契約を締結して運用しています。
住宅建築業者も、住宅販売にあたって、購入者の親族や家族に将来の資金負担を負わせないことを考えています。
住宅購入にあたっては、あらゆるリスクに対する、移転・分散対策(リスクコントロール)として、安心して計画を進めるためにも「ぽけっと団信」のことを知っていただければ幸いです。
民間金融機関の多くは、団体信用生命保険の加入を借入の条件としています。
これは、住宅ローンの返済途中に死亡・高度障害になった場合に本人に代わって生命保険会社が住宅ローン残高を支払うというものです。
この空白期間の保証制度として考案したのが「ぽけっと団信」なのです。
しかし、完成が近いある日、突然の病に倒れ、帰らぬ人となりました。
銀行からは住宅ローン実行の中止通達が、住宅メーカーからはそれとなくご相談会が。残された遺族の責任で始末するしかない、全ては自己責任であることに気付かされました。
まず①金融機関からの融資の取り消しに対処するリスクと、②業者に対する住宅代金の支払いのリスクです。
いずれにせよ建築代金の支払の問題は回避できません。普通の商品のように返品が効かないことがネックとなっているからです。
団体信用生命保険を使った保証制度の開発を思い立ち、7年かけ建築工事請負期間のための団体信用生命保険が初めて誕生するに至りました。
住宅購入にあたっては、あらゆるリスクに対する、移転・分散対策(リスクコントロール)として、安心して計画を進めるためにも「ぽけっと団信」のことを知っていただければ幸いです。
株式会社トータルソリューション
代表取締役 小林 照夫
代表取締役 小林 照夫